Sankhu-34

10月23日、朝から晴れている。既にモンスーンは開けたが、やはり天気は気になる。明るくなる前にSurjaさんはウオーキングに出ていった。

追悼行の報告ブログ連絡を済ませた後、観測機器の点検と周囲のPoteto畑の観察に出る。滑るトレッキングシューズのゴムにナイフで切れ目を入れて、少しでもグリップを回復させようとしたが、エントランスのレンガ敷きで早々と滑ってしまう。根本的に駄目なのか。

スンダール弟が畑起こしをしている。玉ねぎを育てると言う。玉ねぎには沢山肥料が要るよねと言うと、そうだと同意した。観測機器周りの雑草を刈り、本体の扉を開けると、パネル給電もバッテリー電圧もモニターランプの点灯に一安心する。バッテリーの比重による浮きを利用した表示はグリーンだった。汚れの目立つパネルを掃除して、点検終了。

Surja宅横の畑、Surja試験畑、ラクシミル畑、前日、前々日にスプレーをしていたPoteto畑を観察する。畝道を歩いていると、噴霧器を背負った男性が登場、これからスプレーするのかと聞くと、そうだと言う。噴霧器を降ろし、薬剤(多分Mancozebu)を投入、その後、小さなプラ瓶も投入する。何かと聞くと、NPKが瓶に表示されていた。葉面散布肥料をMancozebuと同時に散布するようだ。それはスンダールの店から買ったのかと聞くと、そうだと答えてくれた。肥料を散布することはスンダールさんが教えたに違いないし、Mancozebuについても彼は知っているはずだ。散布を減らすことはスンダールさんの商売にも影響する。散布を減らすことは、簡単には解決しそうも無い。

 ディペンドラさんとラムカジさんのPoteto畑に人影は無し、生育高、株間、畝間を計測して、往路を引き返す。授業を終えた子どもが何か言ってくる。お金を求めているようなので、無視する。ディペンドラさんの家近くで、本人と遭遇する。背中には噴霧器がある。ナマステ、今日は何回目のスプレーですかと尋ねると、1回目だと言う。Potetoの生育高は?15cm位、どの程度の間隔で散布するのかに対しては、1週間との答えだった。DSVの考え方を聞いていても、不安が散布させるのだろう。Potetoを観察する習慣もここでは根付いては居ない。

昼食を取るため家に戻るディペンドラさんとと別れ、サルナディ方面からの帰り畦道を歩く。ディペンドラさんは手袋していなかったし、マスクも付けていなかったような気がした。Mancozebuの危険性が明確でなく、安いのであれば農家は定期的な散布を止めそうもない。

これはでの支払いを換金を整理し、資金調達方法を試す。無料のコトラ送金は、WIZEへの送金元となるPayPay銀行には対応しておらず、PayPayからのPayPay銀行への送金は、PayPayを事前に海外使用登録しなければならない。Oliveの口座からH銀行へはコトラを利用し、使えないお金を移すとし、H銀行からPayPay銀行へは口座送金するしか無い。その後、WIZEに送金、WIZEからSurjaさんの口座経由でRupiを入手することになりそうだ。

日中の暑さが少し和らぐ3時過ぎ、サンティさんにパルバリ方面へ行くことを告げ、外に出た。サルナディ川から始まる登りは、前回よりも短く感じられ、脇道から旧Surja宅を目指す。周りのPoteto畑は既に花が咲いている。栽培期間の短さは、太陽エネルギーによる光合成の旺盛さをしめしている。

柔らかい粘板岩と花崗岩の境界

散布準備する婦人、素手で薬剤を投入、別の液体はガム?、展着剤だろうか、スンダールの指導だろう、何回目の散布かと聞くと2回目

男性が散布、娘二人が日本にいると言う、何処かと聞くと分からない、エッツ?、何回目かと聞くと2回目との答え、毎週散布するらしい。散布行為は既に定型化しており、これを変えるのは用意では無さそうだ。男性は裸足で散布していた。

変なおっさんに他人宅へ連れて行かれる。何を言っているのか分からないが、日本人が居ると言うのだ。

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